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飼い主の責任
2008 / 02 / 27 ( Wed )
春一番も過ぎ、三寒四温の季節がやってきました。
春はもうそこまで来ています。

夕方、闘犬用の土佐犬くんが川の向こう側にいた女性に噛み付いたという悲しいニュースを見ました。
どうやら周りに人がいないのを確認した上で飼い主さんがリードを離したところ、土佐犬くんは水深50センチほどの川をジャブジャブと渡り始め、ワンコと一緒に向こう岸にいた女性に噛み付いたとのことでした。
土佐犬くんは5歳、脂の乗り切った働き盛り…ましてや闘犬経験もある「噛み付くことを知っている犬」ですし、体重だって30キロはあったでしょうから被害者の女性はかなりの傷を負ったことでしょう。
大変なお怪我をされたことでしょうが、命に別状はなかったとのことですので私は体の傷より心の傷の方が心配です。
体の傷は時間が経てばやがてよくなります。
でも心の傷はなかなか癒えないもの…我が家の子供もそうですから本当によくわかるのです。
夜もうなされるようなその心の傷は、もしかしたら一生残ってしまうかもしれません。
その心の傷を一生背負って生きていかなければならない…それがどんなに怖くて辛くて大変なことか、一度考えてみていただけたらと思います。

土佐犬くんはリードが離されていたから勝手に向こう岸へ行ったわけですから、リードがあれば食い止めたり被害を最小限にとどめることが出来たかもしれません。
飼い主さんは川の向こうにワンコと女性がいたのには気が付かなかったのかもしれませんし、まさか川の向こうまで愛犬が向かっていくとは思わなかったのかもしれません。
もちろん闘犬の大会に出るくらいのワンコですから、服従訓練だってキチンとされているはずです。
でもワンコに「絶対」は有り得ないこと…興奮しても、向かって行っても、怖がっていても同様の事故は起こり得ます。
小さなワンコでもあごの力はとても強いもの…人間を噛みちぎることは簡単です。
ですから、むやみにリードを離す事は本当に危険なことなのです。

ココでも何度も同じ話をしていますが、よく公園で愛犬をノーリードにしている方をお見かけします。
もちろん飼い主さんは「ウチのコは絶対大丈夫」と思っておられるのでしょうが、家庭内とは違う様々な状況下で「絶対」は存在しないということを解っていただけたらな…といつも思っています。
まして公園は公の場所…お年よりも小さな子供たちも、そして犬の嫌いな方もいらっしゃることを忘れないでほしいのです。
お散歩は主にワンコのストレス解消と運動のために行うものですが、その間の全ての保護責任はあくまでも飼い主にあることを充分理解してください。
つまりどんな理由があったとしても噛んだワンコが悪いことになります。
ひいては当然その全ての責任が飼い主の管理不行き届きとなりうるわけです。
人を噛んでしまったワンコの行く末を考えてみてください…それが愛犬だったら???
私には怖くてとても想像することは出来ません。
噛み付き事故のほとんどはノーリード中の出来事だと聞いたことがあります。
つまり双方とも悲しい事故は、キチンとリードをつけていれば防げるものがほとんどだということです。
リードは基本的には逃亡防止のためのものですが、愛犬を守るためのツールでもあります。
私はリードは飼い主と愛犬の絆だと思います。
ノーリードについてこの機会にもう一度考えてみてください。
愛犬を守ってあげられるのは飼い主さんだけなのですから…。
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